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愛媛みかんの旬の時期は?品種ごとの旬、美味しいみかんの選び方も解説

愛媛みかんの旬の時期は?品種ごとの旬、美味しいみかんの選び方も解説

柑橘類の大産地でもある愛媛県。その中でもみかんは、全国第2位の生産量を誇っています(令和4年度農林水産省調べ)。まさに、愛媛県を代表する果物といえるでしょう。

今回はそんな愛媛のみかんについて、旬の時期はいつなのか、どんな品種が栽培されているのかなどを解説します。

愛媛みかんの旬の時期は?

愛媛みかんの旬の時期はいつなのでしょうか。露地栽培とハウス栽培、それぞれご紹介します。

露地栽培は10月から3月が旬

露地栽培の愛媛みかんは、10月から3月にかけて旬を迎えます。最も多くみかんが流通する時期は、10月から12月です。

年間を通じて温暖な気候、そして太陽の光をたっぷりと浴びることができる段々畑の地形で、甘くて美味しいみかんを数多く栽培している愛媛県。愛媛の恵まれた環境を活かしたみかんを味わうなら、ぜひ10月から3月頃に食べてみてくださいね。

ハウスみかんは6月中旬から9月下旬が旬

愛媛県のハウスみかんは、6月中旬から9月下旬に旬を迎えます。暑い時期に、フレッシュなみかんが食べられるのは嬉しいですよね。

みかんのハウス栽培は難しく、水質、温度などの厳密な管理が必要です。愛媛県でみかんのハウス栽培が始まったのは、1980年頃。当時から技術を磨き続け、今ではハウスでも非常に高品質なみかんが栽培できるようになったそうです。

愛媛みかんの種類と旬の時期

全国屈指のみかんの名産地、愛媛県。では、愛媛県にはどのような種類のみかんがあるのでしょうか。それぞれの旬の時期もあわせて解説します。

冬の種類:南柑20号、紅まどんな、甘平(かんぺい)

愛媛県で冬に旬を迎えるみかんは、「南柑20号」「紅まどんな」「甘平」などです。どんなみかんなのか、ひとつずつご紹介しましょう。

南柑20号

南柑20号は、愛媛県宇和島市で発見された温州みかんのひとつです。12月頃に旬を迎えます。早生温州に比べてコクがあり、糖度も高め。お歳暮にも人気の品種です。

紅まどんな

紅まどんなは、愛媛県オリジナルのブランドみかんです。11月下旬から12月下旬にかけて旬を迎えます。柔らかい皮に包まれ、まるでゼリーのように柔らかい果肉が特徴です。糖度も高く、とろけるような甘さが味わえます。

甘平

甘平は、名前の通り平べったい形をしたみかんです。2月頃に旬を迎えます。甘さたっぷりで、シャキッとした食感の果肉が特徴です。

夏の種類:ハウスみかん(温州みかん)

愛媛県で夏に旬を迎えるみかんは、ハウスみかんです。冬に旬を迎える温州みかんと、同じ品種が栽培されています。

ハウスみかんは、露地栽培のみかんに比べて栽培に手間と労力がかかります。そのため、冬に比べて価格は高めです。しかし、手塩にかけて大切に育てられたハウスみかんは絶品!柔らかい果肉と濃い甘みが味わえます。

美味しいみかんの選び方と栄養価

せっかくなら甘くて美味しいみかんが食べたい!そんな時に知っておきたいみかんの選び方や、みかんの栄養価を解説します。

重さ、皮の手触り、軸に注目する

美味しいみかんを選びたいときは、みかんの重さ、皮の手触り、軸に注目しましょう。

みかんは、ずっしりと重たい方が果汁がたっぷり含まれているそうです。また、皮の表面にあるツブツブ(油胞)のキメが細かいものは、甘いみかんだといわれています。

みかん本来の味をしっかり楽しみたいなら、軸の太さにも注目しましょう。軸が細ければ、果肉に栄養がたっぷり運ばれた証拠です。しっかりとした、濃い味わいのみかんである可能性が高いでしょう。逆に軸が太いと、果肉に水分が多く運ばれ、みかんの味が薄まっているかもしれません。

みかんにはビタミンCやβ-クリプトキサンチンが豊富!

みかんといえばビタミンCを思い浮かべる方も多いでしょう。ビタミンCは皮膚や骨、血管などの健康を保つコラーゲンの生成に欠かせない栄養素です。また、体内に増えすぎると細胞を傷つけ老化の引き金となる活性酸素を除去する抗酸化物質として働くほか、鉄の吸収を高めたり免疫細胞を活性化させたりする作用があります。

その他、みかんに含まれるビタミンやミネラルは以下の通りです。

  • 糖質
  • 食物繊維
  • ビタミンB群(ビタミンB1、葉酸など)
  • カリウム
  • カルシウム
  • マグネシウム
  • 亜鉛

さらにみかんには、β-カロテンやβ-クリプトキサンチン、ヘスペリジンといった健康に役立つ成分が含まれています。β-カロテンやβ-クリプトキサンチンはみかんのだいだい色の色素成分「カロテノイド」の一種。体内でビタミンAに変換されて皮膚や粘膜、目の健康維持に役立つほか、抗酸化物質として働く成分です。

ヘスペリジンはポリフェノールの一種で、みかんの薄皮や白い筋に多く含まれており、血流促進や血圧上昇抑制など多くの機能性が確認されています。

まとめ

愛媛県のみかんは、露地栽培のものが10月から3月、ハウスみかんは6月中旬から9月下旬に旬を迎えます。美味しいみかんがほぼ一年中食べられるのは、嬉しいですよね。

さまざまな品種のみかんを栽培している愛媛県ですが、その中でも特に「南柑20号」「紅まどんな」「甘平」などが人気です。

JAえひめ南では、他にも色々な種類のみかんが栽培されています。

ぜひ「JAえひめ南の公式サイト」をチェックしてみてくださいね。

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