数多くの柑橘を栽培している愛媛県。でも、一体どんな品種が栽培されているのか、味の特徴など、知らないこともありますよね。
この記事では、JAえひめ南で栽培されている愛媛みかんの人気品種や、有名なブランドみかんについて解説します。
愛媛のみかんについて詳しく知り、旬の味覚を味わいましょう。
迷ったらコレ!愛媛みかんの人気品種一覧
みかんの名産地、愛媛県では、さまざまな品種の柑橘が栽培されています。
ここからは、JAえひめ南で取り扱っている柑橘の品種を4つ、ご紹介しましょう。
温州みかん
1つ目は、温州みかんです。
みかんの定番品種でもある温州みかん。甘みと酸味のバランスがちょうどよく、非常に食べやすい品種です。露地物は10月から3月下旬にかけて、ハウスみかんは6月中旬から9月下旬にかけて旬を迎えます。年間を通じて安定して栽培されている品種だといえるでしょう。
特に12月に出回る「南柑20号」は、温州みかんの中でも強い甘みと酸味が味わえます。贈答品としても人気の品種です。
ポンカン
2つ目は、ポンカンです。
「JAえひめ南」のポンカンの生産量は、なんと国内第1位。
原産国はインドで、強い甘みが特徴の食べやすい品種です。酸味は控えめなので、柑橘の酸っぱさが苦手な方でも楽しめるでしょう。旬の時期は、1月上旬から2月下旬頃です。
デコポン
3つ目は、デコポンです。
「清見」と「ポンカン」を交配してできた品種で、しっかりとした甘さが味わえます。果実の上部がボコッと突き出ているのが特徴です。
じょうのう膜が薄く食べやすいので、幅広い世代から人気の品種だといえます。旬の時期は、2月下旬から3月下旬頃です。
せとか
4つ目は、せとかです。
「清見」「アンコール」「マーコット」の3つの柑橘を交配してできた品種で、特有の香りと豊富な果汁、濃厚な甘さが味わえます。
旬の時期は3月上旬から下旬頃です。
愛媛が誇る!ブランドみかんの品種
みかんの中でも最高級の味わいが楽しめるブランドみかん。愛媛県では、どのようなブランドみかんが栽培されているのでしょうか。ご紹介します。
紅まどんな
1つ目は、紅まどんなです。
愛媛県生まれのオリジナル品種、紅まどんな。ゼリーのように柔らかい果肉と、濃厚な甘さが特徴です。旬の時期は、11月下旬から12月中旬にかけて。市場にあまり出回らないため、とても希少な品種だといえるでしょう。贈答品としても人気です。
甘平(かんぺい)
2つ目は、甘平(かんぺい)です。
甘平はその名前の通り、甘みたっぷり。大玉で、平べったい形をしています。果肉はシャキッとした食感で、食べ応えも十分です。旬の時期は、2月上旬から下旬頃となっています。
また、甘平の中でも、糖度が14度以上かつ酸度が1.2%未満のものは、「愛媛Queenスプラッシュ®」として出荷されます。甘平よりも更に高品質な味わいが楽しめるでしょう。
美味しいみかんの選び方は?
せっかくみかんを食べるなら、甘くて美味しいものが食べたいですよね。
ここからは、美味しいみかんを選ぶ3つのポイントをご紹介します。
皮のきめが細かい
美味しいみかんを選ぶポイント1つ目は、皮のきめが細かいものを選ぶことです。
みかんの皮には、ポツポツとした点があります。これは油胞と呼ばれるものです。油胞の目がギュッと詰まり、表面がつるつるとしているみかんは、甘くて美味しいといわれています。
みかんを選ぶときは、皮の手触りにも注目して選ぶと良いでしょう。
軸が細い
美味しいみかんを選ぶ2つ目のポイントは、みかんの軸が細いものを選ぶことです。
植物には、道管、師管と呼ばれる、栄養や水分の通り道があります。軸が太いみかんは、道管から水分が果肉に多く運ばれた証拠です。みかんの味が薄まっているかもしれません。
逆に軸が細いみかんは、師管から果肉に栄養がたっぷりと運ばれて育ったものです。濃厚なみかんの味が楽しめるでしょう。
重量感がある
美味しいみかんを選ぶ3つ目のポイントは、重量感があるものを選ぶことです。
ずっしりとした重みがあるみかんの方が、果汁がたっぷりと含まれています。これは、みかん以外の多くの果物にも共通していることです。
ジューシーな味わいのみかんを楽しみたいなら、重量感があるものを選ぶようにしましょう。
まとめ
「JAえひめ南」で人気のみかんの品種はをご紹介します◎
- 温州みかん
- ポンカン
- デコポン
- せとか などです。
また愛媛県では、県オリジナルのブランドみかんも栽培しています。ゼリーのようなとろける味わいの「紅まどんな」や、大玉で甘い「甘平」などが有名です。
「JAえひめ南」では、JAえひめ南で人気のみかんや、みかんの加工品などを販売しています!
名産地の人気品種を食べてみたい方は、ぜひ「JAえひめ南の公式サイト」を利用してみてはいかがでしょうか◎