「甘平(かんぺい)」というみかんをご存じでしょうか。愛媛県のブランドみかんで、濃厚な甘さが楽しめる高級な果物です。
愛媛県でしか栽培されていないため、県外ではなかなかお目にかかれない「甘平」。
この記事では、そんな「甘平」の特徴や旬の時期、魅力について徹底解説します!
「甘平(かんぺい)」とは?
そもそも「甘平(かんぺい)」とは、どんなみかんなのでしょうか。まずは甘平の特徴を3つ、ご紹介します。
特徴①:愛媛県のオリジナルみかん
甘平とは、愛媛県の果樹試験場で生まれた愛媛県オリジナルのみかんです。愛媛県でしか栽培されていない、ブランドみかんのひとつでもあります。
甘平は、爽やかな香りとまるでジュースのような豊富な果汁が特徴の「西之香」に、濃厚でコクのある甘さが特徴の「ポンカン」をかけ合わせて誕生しました。ずば抜けた甘さと平べったい形をしていることから、「甘平」と名づけられたそうです。
特徴②:糖度は13度以上!驚異的な甘さ
甘平の大きな特徴は、驚異的な甘さです。糖度は13度以上で酸味も少ないため、驚異的な甘さが楽しめるともいわれています。じょうのう膜もとても薄く、種もほとんどありません。皮を剥いてすぐに食べられるのも嬉しいですよね。
また甘平の中でも、味わいや見た目共に基準を満たしたものは「愛媛Queenスプラッシュ(愛媛クイーンスプラッシュ)」として販売されます。
「愛媛Queenスプラッシュ」に該当する甘平は、上位数%程度。非常に貴重で、品質も最高級だといえるでしょう。
特徴③:旬の時期は1月下旬から2月下旬頃
甘平の旬の時期は、1月下旬から2月下旬頃です。
旬の時期が短く生産量も少ないため、愛媛県外で見かける機会は少ないかもしれません。見かけたらぜひ購入してみてくださいね。
甘平の値段はいくら?
甘平の値段は、1個あたりおよそ300円~500円程度だといわれています。「愛媛Queenスプラッシュ」ともなると、1個当たり1,000円程で販売されているものもあり、甘平は高級な柑橘だといえるでしょう。
甘平は、果皮がとても薄い果物です。更に果実の方が皮よりも早く成長してしまうため、生育期の雨の量によってはすぐに皮が割れてしまいます。栽培がとても難しいので生産量も少なく、その分値段は高価になるようですね。
「紅まどんな」との違いは?
甘平と同じく愛媛県のオリジナル品種でもある「紅まどんな」。両者の違いは、どのようなものがあるのでしょうか。表にまとめてみました。
甘平 | 紅まどんな | |
---|---|---|
見た目 | 濃いオレンジ色の果皮、扁平な形 | 濃いオレンジ色の果皮、丸い形 |
味わい | じょうのう膜が薄く、しっかり甘い。プチプチとした食感。種は少ない | じょうのう膜が薄く、しっかり甘い。ゼリーのような果肉。種はない。 |
旬の時期 | 1月下旬から2月下旬頃 | 12月上旬から1月中旬頃 |
値段 | 300円~500円程度/1個 | 300円~500円程度/1個 |
甘平と紅まどんなの違いは、形、果肉の食感、旬の時期です。
甘平のほうが紅まどんなより平べったい形をしており、果肉の食感はプチプチしています。旬の時期は、紅まどんなの方が早めです。
甘平と紅まどんなは、両者ともに濃厚で非常に甘いみかんです。値段もさほど違いはありません。どちらも味わいは最高級だといえるでしょう。
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まとめ
甘平みかんの特徴は、
- 愛媛県のオリジナル品種
- 糖度高めの驚異的な甘さ
- 1月下旬から2月下旬頃に旬を迎える などです。
愛媛県でしか栽培されていない貴重な甘平。栽培も難しく生産量も少ないため、値段はやや高めです。まさに高級フルーツといえるでしょう。
濃厚な甘さとプチプチ食感の果肉が楽しめる甘平は人気も高く、旬が始まると早めに売り切れてしまうこともあります。
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