愛媛みかんの特徴は？美味しさの秘密や種類に迫る！

みかんの名産地でもある、愛媛県。そんな愛媛県のみかんには、どのような特徴があるのでしょうか。なぜ美味しいみかんが栽培されているのかも、気になりますよね。

この記事では、愛媛県のみかんについて。特徴や美味しさの秘密に迫ります。

愛媛のみかんってどんなみかん？

そもそも愛媛みかんとは、どんなみかんなのでしょうか。

ここからは、愛媛みかんの特徴や種類などについて、ご紹介します。

生産量は全国第2位！愛媛はみかんの名産地

愛媛県は、みかんの生産量全国第2位。言わずと知れた、みかんの名産地です。

愛媛県のみかん栽培の歴史は古く、江戸時代にまで遡ります。伊勢参りや四国巡礼をしていた人々がみかんの苗木を手に入れ、それを宇和島市に植えたのが始まりだそうです。

また、後ほど詳しく解説しますが、愛媛県にはみかん栽培に適した気象条件等が揃っています。このことからもみかん栽培に取り組む農家が増え、愛媛県はみかんの名産地となったそうです。

愛媛みかんの種類と特徴

愛媛県では、常にたくさんの柑橘類が栽培されています。その数なんと40種類以上！まさに柑橘大国といえるでしょう。

ここからは、愛媛県で栽培されている人気のみかんの種類と特徴を、ご紹介します。

温州みかん

まず1つ目は、温州みかんです。

愛媛県での旬の時期は、6月中旬から2月下旬頃。ハウス栽培も行われているので、ほぼ年間を通じて出荷されている品種でもあります。

まさにみかんの定番品種、温州みかん。手で簡単に皮を剥くことができ、手軽に食べられます。比較的安価に手に入るため、季節を問わず気軽に食べられる果物としても人気です。

いよかん

2つ目は、いよかんです。

愛媛県での旬の時期は、1月上旬から3月下旬頃。さわやかな風味と、ジューシーな甘さが特徴です。皮は簡単に剥けますが、じょうのう膜は厚め。丁寧に剥いてから食べるのがおすすめです。

甘平（かんぺい）

3つ目は、甘平（かんぺい）です。

甘平は、愛媛県で生まれたオリジナル品種で、平成19年に品種登録されました。愛媛県での旬の時期は、1月上旬から3月下旬頃。果肉はシャキッとした食感で、濃厚な甘みが特徴です。

紅まどんな

4つ目は、紅まどんなです。

紅まどんなも、愛媛県で生まれたオリジナル品種です。収穫期間が短く、流通量も少ないため、非常に希少なみかんだといえるでしょう。

愛媛県での旬の時期は、11月下旬から1月上旬頃。ゼリーのように柔らかいジューシーな果肉と、とろけるような甘さが特徴です。

せとか

5つ目は、せとかです。

愛媛県での旬の時期は、1月下旬から4月上旬頃。柑橘の大トロと呼ばれるほど食感が柔らかく、濃厚な甘さが味わえます。外観が鮮やかで綺麗なオレンジ色をしていることから、贈答品としても人気です。

愛媛のみかんが美味しい理由

では、愛媛のみかんはなぜ美味しいのでしょうか。それは、愛媛県には気象条件、恵まれた地形などが揃っているからです。

更に詳しく、解説しましょう。

年間を通じて温暖な気候

愛媛県のみかんが美味しい理由の1つ目は、年間を通じて温暖な気候だからです。

みかんの木は常緑樹で、冬でも葉をつけます。そのため、美味しいみかんを栽培するには、年間を通じて温かい気候が必須条件なのです。

愛媛県の年間平均気温は15度以上と、みかんの栽培には最適です。また、みかんの味を左右する8月～10月の日照時間が長く、味が濃厚でコクのあるみかんが栽培できるといわれています。

たっぷりと太陽を浴びられる地形

愛媛県のみかんが美味しい理由の2つ目は、たっぷりと太陽の光を浴びることができる地形です。

愛媛県では、海に面した山を切り崩して作られた段々畑でみかんを栽培しています。段々畑にすることで木々の重なりを防げるので、全てのみかんの木に、まんべんなく太陽の光があたるのです。

また、上から降り注ぐ太陽の光以外にも、海からの照り返しや、段々畑の石垣からの照り返しもあります。3方向から太陽の光をたっぷりと浴びることができる地形も、愛媛県で美味しいみかんが栽培される理由です。

愛媛のみかんを気軽に食べたい！おすすめ通販サイト

JAえひめ南で取り扱っている旬のみかんを、通販で手軽に購入できます。みかんを使用したジュースなども販売されているので、名産地のみかんを気軽に味わいたい方にはおすすめです。

愛媛県のみかんは、ご自宅用にも贈り物にもぴったりです。