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河内晩柑(かわちばんかん)とは?河内晩柑の種類や旬、味の特徴などを解説!

河内晩柑(かわちばんかん)とは?河内晩柑の種類や旬、味の特徴などを解説!

鮮やかな黄色い果皮で目を引く、河内晩柑。柑橘の中でも珍しく、初夏に旬を迎える果物です。しかし知名度はまだ低く、あまり知られていません。この記事では、そんな河内晩柑について、産地ごとの種類や旬の時期、味わいの特徴などを解説します。

河内晩柑とは?

そもそも河内晩柑(かわちばんかん)とは、どんな果物なのでしょうか。まずは河内晩柑の特徴や旬の時期をご紹介しましょう。

見た目はまるでグレープフルーツ!

河内晩柑は黄色い果皮で、まるでグレープフルーツのような見た目をしている柑橘です。

「ジューシーオレンジ」と呼ばれるほど果汁が豊富で、甘酸っぱい味わいが楽しめます。見た目はグレープフルーツそっくりですが、グレープフルーツのようなほろ苦さはありません。

旬の時期は初夏~夏

河内晩柑の旬の時期は、4月下旬から6月下旬頃です。みかんやいよかんなど、柑橘は冬に旬を迎えるイメージを持つ方もいるかもしれません。しかし、河内晩柑は初夏から夏にかけて旬を迎えます。

旬の初めに出回る河内晩柑は、果汁がたっぷり含まれています。程よい酸味と甘み、ジューシーさが楽しめるでしょう。一方、旬の終わりに出回る河内晩柑は、水分が抜けてよりさっぱりとした味わいが楽しめるといわれています。

出回る時期によっても味わいが異なる河内晩柑。4月下旬から6月下旬の旬の時期に、食べ比べしてみてはいかがでしょうか。

河内晩柑の歴史

河内晩柑は、1905年頃に熊本県河内町で発見された文旦の偶発実生です。

発見された場所の「河内」と、柑橘の中でも遅い時期に収穫される「晩柑」を組み合わせて、「河内晩柑」と名付けられました。

河内晩柑は越冬栽培が必要な柑橘なので、冬でも比較的温暖な地域でのみ栽培されています。代表的な産地は、愛媛県や熊本県などです。

河内晩柑の種類

河内晩柑は、産地によってさまざまな呼び名があります。代表的なものをいくつかご紹介しましょう。

宇和ゴールド

主な産地は愛媛県宇和島市

美生柑(みしょうかん)

主な産地は熊本県や愛媛県

愛南ゴールド

主な産地は愛媛県愛南町

天草晩柑

主な産地は熊本県天草地方

産地は異なりますが、どれも同じ河内晩柑です。

まとめ

河内晩柑とは、グレープフルーツのような見た目の柑橘のことです。グレープフルーツのようなほろ苦さはなく、果汁がたっぷり。ジューシーで甘酸っぱい味わいが楽しめます。

主に愛媛県や熊本県で栽培されている河内晩柑ですが、産地によって呼び名が異なります。代表的なものは、宇和ゴールドや愛南ゴールドなどです。

それぞれの産地で大切に育てられている河内晩柑。ぜひ産地ごとに食べ比べてみてはいかがでしょうか。

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