赤い果肉が印象的なブラッドオレンジ。地中海近郊で盛んに栽培されていますが、実は愛媛県もブラッドオレンジの名産地なんです。
では、愛媛県のブラッドオレンジの旬は、いつ頃なのでしょうか。この記事では、愛媛県で栽培されているブラッドオレンジの品種や旬の時期、収穫時期などを解説します。
愛媛県はブラッドオレンジの名産地!
一年を通じて温暖な気候の愛媛県は、ブラッドオレンジの名産地です。
ブラッドオレンジは温暖な気候を好むため、もともとはイタリアやスペインなどの地中海近郊で栽培されていました。しかし、近年の温暖化の影響もあり、国内でも栽培できるようになったそうです。
国内のブラッドオレンジの約9割が愛媛県産で、愛媛県宇和島市を中心に盛んに栽培されています。愛媛県で栽培されているブラッドオレンジの品種は、モロ種とタロ種です。それぞれ、どのような特徴があるのでしょうか。次項で解説しましょう。
ブラッドオレンジには2つの品種がある。違いは?
ブラッドオレンジは大きく分けて2つの品種があります。モロ種とタロッコ種です。愛媛県でもこの2品種が栽培されています。
それぞれの味わいの特徴をご紹介しましょう。
モロ種
モロ種は、イタリアのシチリア島が原産の品種です。
やや小ぶりのサイズ感で、果肉は赤黒い色をしています。早生品種にあたり、ブラッドオレンジの中では早い時期に市場に出回る品種です。
豊富な果汁で酸味と甘みのバランスがちょうどよく、コクのある味わいが特徴です。
タロッコ種
タロッコ種は、イタリアを中心に栽培されている品種です。
ブラッドオレンジの中でも大玉で、強い甘みが楽しめます。モロ種に比べて果皮、果肉共に赤みは薄く、見た目は普通のオレンジと似ています。ジュースなどの加工品として使用されることも多く、人気の品種です。
ブラッドオレンジの旬の時期は?
愛媛県産のブラッドオレンジの旬の時期は、3月中旬から4月上旬頃です。
旬よりも少し早い2月中旬頃から3月上旬にかけてモロ種が、3月中旬から5月頃にかけてタロッコ種が出回るようです。
愛媛県のブラッドオレンジの収穫時期は、2月頃。収穫後は貯蔵を経て出荷されます。
では、なぜ貯蔵する必要があるのでしょうか。それは、ブラッドオレンジを最も美味しい時期に消費者に届けるためです。ブラッドオレンジは、貯蔵することで追熟が進みます。酸味と水分が抜けて、コクのある味わいへと変化するそうです。
しっかり追熟が進んだ美味しいブラッドオレンジを食べたいなら、3月中旬から4月上旬の時期に出回るものを購入しましょう。
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まとめ
愛媛県のブラッドオレンジの旬の時期は、3月中旬から4月上旬頃です。収穫時期は2月頃ですが、収穫後はしばらく貯蔵して追熟を促してから出荷されます。市場に出回る頃には酸味が抜けた甘くて美味しいブラッドオレンジに変化しているはずです。
愛媛県で春を感じる果物のひとつ、ブラッドオレンジ。
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